宮崎日日新聞ニュース&スポーツ
過去の大会
第95回大会(2013年)

優勝:延岡学園

準優勝:聖心ウルスラ


第94回大会(2012年)

優勝:宮崎工業

準優勝:聖心ウルスラ


第93回大会(2011年)

優勝:日南学園

準優勝:延岡学園


第92回大会(2010年)

優勝:延岡学園

準優勝:宮崎第一


第91回大会(2009年)

優勝:都城商業

準優勝:宮崎商業


第90回大会(2008年)

優勝:宮崎商業

準優勝:日南学園


特集「つかめV宮工」

10日対戦、両監督に聞く

2012年08月08日付
 大会第3日の10日、1回戦第3試合で対戦する宮崎工の岩切隆公監督と天理の橋本武徳監督に意気込みや試合のポイントを聞いた。

 ―互いの印象は。

 岩切 甲子園常連校で強打のチーム。守備力も安定している。

 橋本 エースの長友宥樹君を中心にそつのない野球をする。

 ―警戒している選手は。

 岩切 エース左腕中谷佳太君は、球の出どころが分かりづらい投手。打線は打率5割の1、2番コンビと4番の長打を警戒したい。

 橋本 長友君。奈良大会では左腕と対戦したことがなく、制球力のある投手をどこまで崩せるかが鍵になる。

 ―初戦の戦い方は。

 岩切 先取点にこだわる。ある程度の失点を覚悟した上で、いかに最少にとどめるか。しつこく食らいついて、終盤に勝ち越せるようにしたい。

 橋本 先制し早い段階でペースをつかみたい。中盤以降に攻め崩すのは難しいだろう。
 ―現在のチーム状態は。

 岩切 大阪入り当初の緊張感もほぐれ、練習にもリズムが出てきた。

 橋本 攻撃陣は好不調の波が激しいが、調子を上げていくだろう。

 ―初戦の意気込み。

 岩切 百パーセントの力を出さないとゲームにならないと思う。選手たちが全力を出し切れるタフな精神状態に持っていけるように調整したい。

 橋本 普段の練習通り、伸び伸びとしたプレーで臨む。

 ―ゲームのポイントは。

 岩切 長友―伊比井基貴のバッテリーが落ち着いてゲームに入れば、リズムが出る。強力打線を抑えようとすると逆に打ち込まれる。丁寧にコースを突いて打ち取りたい。

 橋本 奈良大会は完投した投手が一人もおらず、全試合継投で乗り切った。初戦も全員が登板する展開になる。一人が長い回数を投げれば、楽な展開に持ち込める。

 ―キーマンは。

 岩切 伊比井は宮崎大会準決勝、決勝で当たりが止まっている。4番が大舞台で活躍してくれれば、チームも調子が出る。

 橋本 全員野球で戦ってきた。チームワークを生かして良いゲームをしたい。 

【写真】互いの健闘を誓い、握手を交わす宮崎工の岩切隆公監督(右)と天理の橋本武徳監督
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