防災ニュース
宮崎市予算案1650億円超 防災強化で過去最大 20年度一般会計
2020年2月15日
宮崎市の2020年度一般会計当初予算案は、19年度から五十数億円増え、過去最大の1650億円超となる見通しであることが8日、分かった。3年連続のプラス編成。東九州自動車道・宮崎西インターチェンジ(IC)周辺の防災支援拠点整備や、小学校へのエアコン整備などの大型事業で規模が膨らんだとみられる。戸敷正市長は14日、同予算案を発表する。
宮崎西IC近くに移転し、今年8月に開院を予定する宮崎市郡医師会病院を核とした防災支援拠点には、約36億円を充てるとみられる。戸敷市長が3選を果たした18年市長選の公約関連では、4月から中学生まで対象を拡大する子ども医療費助成に約8億円、小学校のエアコン整備に約11億円を計上するもよう。コミュニティー交通の充実を図るため、佐土原、田野地区で取り組む乗り合いタクシーの実証実験費用も盛り込む。
15年度に着工し、20年度中の完成を目指して架け替え工事が進む小戸之橋には、約6億円を充てる見通し。
一般会計当初予算案として、これまでで最大は16年度の1605億6千万円。
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