「防災タウンページ」配布へ

2019年1月17日

　ＮＴＴタウンページ（東京都）は、災害への備えや避難所マップなど、県内の防災情報をまとめた「防災タウンページ」約５２万４０００部を作製した＝写真。今月中に県内の全戸と全事業所に配布する。

　防災タウンページは、県と同社が昨年５月に結んだ「防災啓発等に関する協定」に基づいて作製。県内を「宮崎市」「延岡市、日向市、門川町」「日南市、串間市」など８エリアに分けて作製した。

　Ｂ５判のカラーで、エリアによって１９〜２３ページ。避難所や公衆電話の位置を記した地図のほか、避難時の注意点や災害用伝言ダイヤルの使い方などを掲載している。

　贈呈式は１６日、県庁であり、河野知事は「身近で役に立つ情報ばかり。県民の防災意識の向上につながると期待している」とあいさつ。同社の三上敬司九州営業本部長は「災害に向けた備えや避難時の迅速な行動につながるよう、活用してほしい」と述べた。

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