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防災ニュース

「スロー地震」注視 京都大防災研究所宮崎観測所助教 山下裕亮氏

2019年5月17日

 日向灘で発生した過去の大地震は前震を伴っている。1931(昭和6)年は、マグニチュード(M)7.1の15時間前にM6、41(同16)年はM7.2の5日前にM5クラスが発生した。96年はM6.9の12時間前にM5クラスを観測している。この特性と30〜40年周期でM7クラスが発生していることを考慮すると、10日のM6.3は前震の可能性もある。地震は収まりつつあるが、今後も大地震への警戒は必要だ。

 注視しているのは、断層がゆっくり滑るスロー地震。地震を巨大化させる要因と指摘され、東日本大震災の直前に東北沖で確認されている。これと似た現象が13日以降、日向灘で活発化している。

 震源域のプレート境界は普段より不安定な状態が続いており、本県が大津波の被害に遭った1662(寛文2)年の「外所(とんどころ)地震」クラスの発生リスクもある。可能性はかなり低いものの、大きな揺れを感知した場合は、すぐに避難できる備えをしてほしい。

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注意報・警報

令和6年12月19日03時23分
 宮崎地方気象台 発表


南部平野部、北部平野部では、強風や高波に注意してください。宮崎県では、空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。

《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【日南・串間地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【延岡・日向地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【西都・高鍋地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【小林・えびの地区】 (発表)乾燥注意報
【都城地区】 (発表)乾燥注意報
【高千穂地区】 (発表)乾燥注意報

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