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防災ニュース

今後も安心は禁物 宮崎大名誉教授 原田隆典氏

2019年5月17日

 10日に比べると、地震活動は収まっている。気象庁は震度5弱程度の地震に気を付ける期間として「(10日から)1週間程度」を挙げた。しかし、1週間が経過した後に大きな地震が発生しなかったとしても、安心は禁物だ。

 日向灘は地震発生のリスクが非常に高いエリアで、マグニチュード(M)7.5、震度6クラスの地震は、いつ起きてもおかしくない。1996年は、M6.9の約1カ月半後にM6.7が発生した。

 過去100年間のデータから、日向灘はM6以上の地震が発生する「活動期」と「静穏期」を、およそ14年周期で繰り返している。現在は高い確率で活動期に入ったとみられ、今後は年単位での警戒が求められる。

 地震発生直後、県民の防災意識は高まった。今のうちに食料の備蓄や避難経路の確認、家具の固定など行動に移してほしい。過剰反応は必要ないが、賢く備えることが日常生活の安心につながる。

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注意報・警報

令和6年12月19日03時23分
 宮崎地方気象台 発表


南部平野部、北部平野部では、強風や高波に注意してください。宮崎県では、空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意してください。

《¶》令和6年8月8日の地震で揺れの大きかった日南市、宮崎市、串間市、都城市では、大雨警報・注意報の土壌雨量指数を通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
【宮崎地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【日南・串間地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【延岡・日向地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【西都・高鍋地区】 (発表)波浪注意報、(発表)乾燥注意報、(継続)強風注意報
【小林・えびの地区】 (発表)乾燥注意報
【都城地区】 (発表)乾燥注意報
【高千穂地区】 (発表)乾燥注意報

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