特集「つかめV宮工」
ナイン支え奔走 宮工女子マネの新、井上さん
2012年08月09日付
夏の甲子園に出場する宮崎工を支えているのが女子マネジャーの新加奈さん(18)と井上愛理さん(17)=いずれも3年。「甲子園で最高のプレーを」と選手の体調管理や練習中の飲み物の準備、ユニホームの洗濯などに奔走している。
2人は2010年春の選抜大会に出場した同校に憧れて入部。井上さんは「中学まで野球に興味はなかった。高校野球は独特の熱い雰囲気が好き」と、すぐにルールやスコアブックの付け方、選手の肩や肘を氷で冷やすアイシングの方法を独学した。
練習中は重さ約20キロのドリンクキーパーを1人で抱えて移動することもある。新さんは「体力的にきつくて何度も辞めようと思った」が、選手たちに励まされ、踏みとどまった。
県大会準決勝では本塁打を放った堂免尚貴右翼手(2年)がベンチでハイタッチを求めてきた。「初めてで驚いたけど、一丸になれた気がした。マネジャーをやっててよかった」と新さん。
8日は開会式をスタンドで見学。記録員として初戦にベンチ入りする新さんは「早く試合を見たくなった」。勝てば記録員を務める井上さんも「選手と一緒に甲子園の土を踏みたい。絶対に初戦突破して」と祈っていた。
【写真】選手のアイシングを手伝うマネジャーの井上さんと新さん(左から)=大阪府吹田市
2人は2010年春の選抜大会に出場した同校に憧れて入部。井上さんは「中学まで野球に興味はなかった。高校野球は独特の熱い雰囲気が好き」と、すぐにルールやスコアブックの付け方、選手の肩や肘を氷で冷やすアイシングの方法を独学した。
練習中は重さ約20キロのドリンクキーパーを1人で抱えて移動することもある。新さんは「体力的にきつくて何度も辞めようと思った」が、選手たちに励まされ、踏みとどまった。
県大会準決勝では本塁打を放った堂免尚貴右翼手(2年)がベンチでハイタッチを求めてきた。「初めてで驚いたけど、一丸になれた気がした。マネジャーをやっててよかった」と新さん。
8日は開会式をスタンドで見学。記録員として初戦にベンチ入りする新さんは「早く試合を見たくなった」。勝てば記録員を務める井上さんも「選手と一緒に甲子園の土を踏みたい。絶対に初戦突破して」と祈っていた。
【写真】選手のアイシングを手伝うマネジャーの井上さんと新さん(左から)=大阪府吹田市
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