第９６回全国高校野球選手権に出場する日南学園高野球部を激励しようと、日南市東弁分のデイサービスセンター・やすらぎの里（直野千江美施設長）利用者らが、千羽鶴を折った。主力選手たちが大阪へ出発する３日に手渡し、宮崎県勢初の優勝を祈る。

　同施設は、同校専用グラウンドと寮に隣接しており、利用者は日ごろから手を振ったり、あいさつを交わしたりし選手たちと顔なじみ。毎年、県大会が始まると甲子園出場を信じて千羽鶴の作業を開始し、今年も一羽一羽気持ちを込めて丁寧に折った。

【写真】完成した千羽鶴を贈るのを楽しみにしている高齢者＝２日午後、日南市東弁分