元知事の東国原英夫氏(57)は10日、宮崎市内で講演後に報道陣の取材に応じ、任期満了に伴う知事選(12月4日告示、21日投開票)について「立候補は全く考えていない。出るつもりはない。最終決断と捉えてもらっていい」と述べ、不出馬の意向を表した。
東国原氏は「出てください、もう一度お願いしますという待望論があったのは事実。それを受けて意見交換をしたことは何回もある」と明らかにした上で、「(地方創生の取り組みが進み始め)分岐点であることは事実だが、それを宮崎県政でどうのこうのするイメージは自分の中にない。政治行政だけが地方活性化のツールではない」とし、意欲がないことを説明した
【写真】東国原英夫氏