ベジフルカッティングで農産物や生産者の魅力伝えたい

2018年09月06日掲載

市川 智美さん

「市川智美のベジフル カッティング」代表 2人の子どもの母

宮崎の野菜や果物、農家の人々への熱い思いが全ての源。 ベジフルカッティングで農家と消費者をつなぐ架け橋に。

 佐土原高等学校を卒業後、県内企業に就職した市川智美さんは、20歳で起業し、自ら飲食店を経営。その後、結婚、出産。子育てが一段落した頃、新たに会社を立ち上げることになりました。県産の農産物に常々魅力を感じていた熱い思いから、2015年、38歳の時に農産物販売会社を立ち上げました。「思い立ったら即行動! ワクワクすることが大好き」という性格なのだそうです。

 「宮崎の農産物はもちろん、生産に携わる農家さんの皆さんのキラキラ輝く情熱にもほれ込んでいます。農家さんと話をしていると、何か力になりたいと常々思います」と話す市川さん。出荷できないB級品に困っているという悩みを聞き、何かできないかとずっと考え、思いを巡らせていました。そんな時に果物や野菜をカッティングの技術で美しく変身させ「光」を与える《ベジフルカッティング》と出合い、「これだっ!」と確信。東京に何度も通って技術を磨き、県内で初めてベジフルカッティングの資格を取得しました。

 現在は、農産物販売と同時に「ベジフルカッティング教室」にも力を入れています。農家に直接教えてもらったおいしい食べ方と市川さんの技術を合わせてアレンジ。自身も勉強の日々なのだそう。「飲食店で働く方の参加が多かったのですが、近年のSNS流行の影響もあり、写真映えするベジフルカッティングは、幅広い層の皆さんに興味を持ってもらえているようです。消費者の人にもっと農産物や生産者の魅力を伝えたいです」と話します。

 県産食材をPRするイベントに招かれたり、講師の依頼を受けたりと、多忙な日々。会う人々を笑顔にし、元気を与えるパワーのある市川さんは、家族のサポートと農家さんと農産物に対する熱い情熱を胸に、農業の明るい未来と消費者の満足のため、パワフルに活動しています。

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