航空業界に憧れ、たどり着いた宮崎の土地 家族や仲間、乗客に“笑顔の種をまく”。
2018年02月23日掲載
名島 美咲さん(28歳/宮崎市)
ソラシドエア サービスコーディネーター
航空業界に憧れ、たどり着いた宮崎の土地
家族や仲間、乗客に“笑顔の種をまく”。
子どもの頃、空港を訪れるとキラキラした笑顔で働くキャビンアテンダントや航空業界スタッフの姿がそこに。憧れはいつしか確かな目標へと変わり、長崎の高校を卒業後は福岡のエアライン専門学校で学んだ名島美咲さん。ソラシドエアに就職がきまり、グランドスタッフとして勤務。夢をかなえた瞬間でした。そして、同僚であり宮崎県出身の夫と結婚。さらに宮崎との縁が深まる大きなきっかけになりました。
26歳で出産を経験し、子どもが1歳になるタイミングで育児休暇から職場復帰。復帰後は、グランドスタッフ時代の経験を生かせるカウンターの業務調整や搭乗口でのプレゼント配布など季節に応じた乗客へのサービスを企画・立案する仕事を担当しています。「はじめは戸惑うこともありましたが、新しい業務にチャレンジしたからこそ、会社全体やお客さまを新たな目線で見ることができるようになりました」と名島さんは話します。
小さい子どもを連れての移動の大変さを身に染みて実感したことから、乗客に母親らの姿を見つけた時は積極的に声掛けすることも。母になったからこそ気付ける“きめ細かいサービス”が新たな目標になり、介助を必要とする人たちを幅広くサポートする「サービス介助士」の資格も取得、スキルアップのための努力も惜しみません。「子育て中の先輩も多い職場なので、同僚や上司もとても協力的。家族が病気になると会社を休みがちになるので、病気をせずに元気に過ごすことも大きな目標ですね」。
“空から笑顔の種をまく。”が同社のブランドコンセプト。働く名島さん自身も、利用者や家族はもちろん支えてくれる仲間のために、母として女性として、航空業界を支える1人として、明るい太陽のような笑顔をいつも絶やさず周囲を照らします。