タヒチアンダンスの魅力広めたい
2018年11月01日掲載
高野 稔子さん
タヒチアンダンス& フラスクール 「PUAMANA」代表 5人の子どもの母
47歳、綾町。石川県から移住して7年。自然に囲まれた宮崎の暖かな環境で、5児の母として、タヒチアンダンスの魅力を広めるダンサー・指導者として、エネルギッシュに活動しています。
石川県出身の高野さんは、県内でタヒチアンダンスとフラダンスのダンサー、インストラクターとして活躍する5児の母。
タヒチアンダンスは、フラダンスの原型といわれており、フラダンスより激しい動きで、踊る人はもちろん見る人も元気にするエネルギッシュなダンスです。
高野さんがタヒチアンダンスに一番初めに出合ったのは小学生の頃。漫画で見たダンスの衣裳に憧れたそうです。その後、大学生時代に海外へ旅をする中でさまざまな現地のダンスを経験しました。パキスタン旅行中に出会った愛知県出身のご主人と結婚し、石川県に戻り1人目を妊娠。妊娠中に始めたフラダンスに影響を受け、産後もレッスンに通う中でタヒチアンダンスと再び出合い、その魅力に傾倒。レッスンを続け、6年後に指導者として独立しました。そんな中、5人目の出産後しばらくし、東日本大震災を経験。家族が安心して過ごせる場所を求め、縁あって綾町へ移住することになりました。自然に囲まれ、暖かい気候に恵まれた宮崎で、5人の子どもたちに五感を刺激するような経験もさせながら伸び伸びとした子育てができたそう。家族みんなが仲良く、今では高野さんの仕事や家事もサポートしてくれる心強い存在でもあるようです。今でも家族で過ごす時間を大切にしています。
現在、週に2回のスクールでの指導、イベントへの出演など多忙な中、自宅でもSNSを使った宣伝活動や教材としての動画作成なども行っています。「やりたいことにはどんどんチャレンジ。できるまでやり続けます」と、軽やかなフットワークでさまざまなジャンルの知識を学び、タヒチアンダンスの魅力を広めるため、精力的に活動中。今後は、宮崎の魅力とタヒチアンダンスを融合させた企画にもチャレンジしたい、と高野さんの夢は広がるばかりです。