忙しさに負けず、ワクワクする事を選ぶ

2019年01月03日掲載

尾崎裕子さん

『尾崎商店』日本茶アドバイザー

54歳/宮崎市 2人の子どもの母

宮崎市で70年続く老舗のお茶屋さんに嫁いで以来、店を切り盛りしてきた尾崎裕子さん。その豊かな発想力と行動力で、公私ともに次々と新しい展開を生み出しています。

 尾崎裕子さんがお茶や茶道具の専門店『尾崎商店』に嫁いだのは、26歳の時。大学を卒業後、証券会社の営業を勤めていた尾崎さんは、結婚を機にその職を離れ、以来老舗の“3代目女将”として宮崎市に構えるお店の経営に携わっています。接客だけでなくDMの制作など、幅広い仕事をこなす毎日。それに加えて、アイデア豊富な尾崎さんは新たな商品開発にも取り組んでいます。「一つひらめくと、それに付随して次々とアイデアが出てきます。形になったものがお客様に喜んでいただけるとすごくうれしいですね。試行錯誤する過程もワクワクするし、楽しいんです」と語る尾崎さん。時には、小学校や専門学校などから声が掛かり、授業で日本茶の入れ方をレクチャーすることも。次世代に日本のお茶文化を伝えていくのも、やりがいの一つなのだそう。

 とはいえ、日中の仕事に親業にと忙しい日々。息抜きになるのは、マラソンやダンスなどの趣味です。8年前にジョギングを始め、ここ数年で大会に出場するようになり、5㎞、10㎞、ハーフマラソンと、徐々に距離を伸ばして、50歳でフルマラソンに初挑戦。わずかな暇を見つけては走り込みを続けた末、見事完走しました。それからは、毎年県内外の大会でマラソンを楽しんでいます。さらに、ダンス部の娘の影響もあり、〝ママ友〟に誘われたのをきっかけに、週に1回ダンススタジオに通っています。家族に夕食を作った後の隙間時間や、たまの休日に、自身の趣味を満喫している尾崎さん。忙しさに負けず、「ワクワクする事を選ぶ」というポリシーのもと、アイデアを実現していくパワフルさ。その源は、初めてのことにも臆することなく手を伸ばしてみる、その積極的な姿勢にあるのかも知れません。

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