服部膳
飫肥服部亭
2006年 4月 7日付宮崎日日新聞掲載
刺し身、茶わん蒸し、米ナスの田楽、ちらしずし、吸い物など全13皿。飫肥城にほど近い当店は歴史を感じさせる情緒あるたたずまいで、心静かに食事ができるスポットだ。
料理は飫肥の郷土料理や地元の食材をふんだんに使ったものが並び、城下町の風情を存分に味わわせてくれる。刺し身は地元油津港で取れた新鮮な魚を使い、一品料理には山菜料理など四季の味を盛り込んである。名物は、すし飯にタレ漬けした魚を載せたちらしずしだ。
食事をいただく建物は明治時代の御用商人の屋敷として建てられた民家で約100年の歴史がある。屋敷中央には約100坪の庭園があり、食事をするすべての部屋がこの庭園に面している。この時季は赤や白、ピンクなどのツツジが咲き誇り見飽きることがない。ほか抹茶と和菓子セットなど喫茶メニューもあり城下町散策の小休憩スポットとしてもお薦め。
店 | 飫肥服部亭 |
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住 | 日南市飫肥4-3-19 |
電 | 0987(25)3822 |
営 | 午前11時―午後3時(要予約) |
休 | 不定休 |
P | 有り |
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。 |