田舎料理
農園ぴくにっく
2006年 4月 21日付宮崎日日新聞掲載
国道220号線を南下し北郷町へ向かうと山のふもとにたどり着く。そこから木々に囲まれた山道を登っていくと、一面に大自然が開ける。そこにはベンチやハンモックがあり、しばし、だたずんでいると景色とおいしい空気にそう快感が沸いてくる。料理はフキやタケノコの煮物、山菜天ぷら、黒豚のサラダ、自然薯(じねんじょ)のスープなど自然料理が広がる。黒豚も野菜も食卓に上る食材はオーナーの古谷夫妻や家族、友人が育てた、作り手の顔が見えるものばかり。新鮮ゆえの歯ごたえ感、食材が持つうまみが、かむほどに口の中に広がる。自家製みそを使うなど調味料も安全・安心・健康を考えている。
今年で5周年。パンや竹にお米を詰めてのご飯炊きなどの体験や宿泊を受け入れ自然の大切さを伝えるグリーンツーリズム施設。自然いっぱいの食と古谷夫妻の温かいおもてなしに山を下るときの足取りは軽くなっている。
店 | 農園ぴくにっく |
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住 | 北郷町内之田 |
電 | 0987(55)3309 |
営 | 午前11―午後4時 |
休 | 不定休(要予約) |
P | 有り |
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。 |