県民にしまれ、魅力あるテレビ番組を作り出す

2021年07月01日掲載

４月から放送開始したＭＲＴ宮崎放送の報道情報番組「Ｃｈｅｃｋ！ チェック 」で、番組ディレクターとして活躍する丸山敦子さん。

関西の大学在学時、就職について考える中、「他にはない面白い仕事がしたい！」との思いから、地元のテレビ局を選びました。入社後は報道部に配属され、約４年間は警察担当としてキャリアを重ねてきた丸山さん。会社を挙げて注力する新番組を立ち上げのタイミングでディレクタ—として抜てきさ
れ、新たな分野に挑戦することになりました。

仕事は多岐に渡ります。世間で何が注目されているのか、新しい情報を探し出すことからスタート。番組全体の構成を考え、取材してＶＴＲの編集作業も行います。どのような見せ方をするとインパクトがあるのかを考え、映像に使うＢＧＭを探すことも。番組開始前にするべき作業が整ったら、リハーサルや本番中もスムーズに進行するよう指示。終了後は次回のため反省会も行います。上司やベテランの皆さんに異見することもあるそうですが、誰もがやりたいことにチャレンジできる温かな雰囲気の中、スタッフ一丸となって
番組を作り上げています。

湧き出るアイデアで地元に根付いた情報を発信

趣味の読書や舞台・音楽鑑賞、友人や同僚との交流などオフの時間も今は生活全てが仕事にリンク。いろいろなものを吸収してどう番組に生かせるか、ずっと考えているそうです。

「『Ｃｈｅｃｋ！』の番組ディレクターは７人、女性も多くみんな元気でパワフル。番組開始から２カ月が経ち、さらにやりたいことがたくさん湧き出して
いるので、見応えのあるものを目指し、テレピから離れつつある世代に見ててもらえるよう、視聴者目線を大切にしています。宮崎の人たちが欲しい情報を提供することを大事にし、ローカル局ならではの地元の人やモノにスポットを当て、みなさんに親しんでもらえるような番組にしたいです」と、熱い思いを語ってくれました。ＭＲＴを代表する番組にするべく、丸山さんのチャレンジは続きます。