ヨガを通して伝えたいのは、心の余裕の大切さや自分らしい生き方
2021年02月04日掲載
菊池 茜さん
AKANE STYLE Yoga
福岡県出身の菊池茜さんは、高校卒業後からエステティシャンとして24年のキャリアを重ね、美に関する知識も豊か。福岡市の中心部で個人のエステサロンを経営するなど多忙な日々を送っていたそうです。
結婚を機に宮崎に移住してから、改めてヨガの素晴らしさを感じ、指導者としての資格「全米ヨガアライアンスRYT200」を取得しました。少人数制のヨガのレッスンを主軸とし、エステも行う自宅サロンを昨年3月にオープンしました。
健康的な体と穏やかな心が得られるヨガ
「ヨガを通して女性特有の悩みや自己否定の感情から解き放たれ、心が穏やかになっていくのを感じました。ヨガの魅力をたくさんの人に伝えたいと思ったのをきっかけに資格を取得し、サロンをオープンしました」と、菊池さんは話します。菊池さんが大切にしていることは、複雑なポーズをとるようなエクササイズ的なヨガではなく、「丁寧な呼吸」と「静寂の時間」。呼吸や瞑想(めいそう)に集中し、自分とつながる時間を持つことで、心の穏やかさを取り戻し、“心のスペース”を広げて欲しいということ。レッスンでは、現代社会に通ずるヨガの哲学なども話すそうです。「心のスペースが広がると、周りに優しく接することができたり、本当に大切なことを感じることができたりと、本来の自分の姿を知ることができると思っています。子育て中についイライラしてしまうことが増えるお母さんや、コロナ禍で不安な気持ちを抱える人たちの心に寄り添い、ヨガを通してサポートすることで、社会や子育てに関わっていけたら」と、人柄の良さと親しみやすさが表れるキラキラとした笑顔で話してくれました。