4人の子どもを育てた苦労の末 自分の好きなことを仕事に

2023年06月01日掲載

勝山まり子さん

『WAIMOOIMO』店舗管理者

都城市

都城にある長期熟成焼き芋専門店『WAIMOOIMO』で働く勝山まり子さんは、4人の子どもを持つシングルマザー。25歳の時に、出身地の東京から宮崎に来て20年になります。女手ひとつでわが子を育てるために、これまで飲食店や接客業、清掃業、市役所案内の窓口、学校給食センターなどさまざまな職種で働いてきました。時には掛け持ちしながら朝から晩まで働いていた勝山さんは、慣れない土地で生活するために必死だったといいます。

 今までは子どもの生活環境に合わせて仕事を選んできた勝山さんですが、子どもも大きくなり、自分の好きなことに関する仕事をしたいと思っていました。そんな時に、『WAIMOOIMO』の焼き芋に出合い、そのおいしさに驚き、感動したのだそうです。

 「あんなにおいしい焼き芋を食べたのは初めてでした。同時に、私が感じたこの感動とおいしさを他の人にも知ってもらいたいと思い入社したんです。もともと料理を作ったり食べたりすることが好きだったので、やりがいもあって楽しいです」と勝山さんは笑顔で話します。

同店のさつまいもの魅力を多くの人に広めたい

 入社して8カ月、現在は、若葉店と都北店の店舗管理者として働く勝山さん。2店舗のシフト管理やスイーツの仕込み、販売などをする他、お客さまを飽きさせないように新作スイーツの試作も重ねており、さつまいもそのものの風味を生かした新商品の開発にも力を注いでいます。

 「当店では、経営元である『新福青果』から仕入れた長期熟成のさつまいもを使っていて全て手作りです。お店のコンセプトである“Farm To Table(農場から食卓へ)”や“Everyday YAKIIMO”を念頭に置きながら、より多くの人に私たちのさつまいもを味わってもらうため、朝市やまちなかマルシェなどのイベントにも積極的に出店していきたいですね」と、思いを話す勝山さん。これからも、大好きな『WAIMOOIMO』の焼き芋を広く知ってもらうための、忙しくも楽しい毎日が輝かしく続きます。

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