ダンスで得られる自信と活力を 多くの女性に広めたい
2023年04月06日掲載
箕田 桃子さん
CLUB THE SEA HOUSE MIYAZAKI
宮崎市にある『CLUB THE SEA HOUSE MIYAZAKI』でダンスを教えている箕田桃子さん。7歳からダンスを始め、21歳の頃からダンス教室でインストラクターをしていました。現在は、旦那さんと共に立ち上げた会社の一事業としてダンスコミュニティーを開き、ヒールダンスとジャズダンスを教えています。
もともとはジャズのみを教えていた箕田さんが、ヒールの靴を履いて踊る「ヒールダンス」を始めたのは、25歳の頃に経験した出産がきっかけだったといいます。出産を経て、体形の変化や体の不調が多くなったことから、過去と現在の自分を比較して自信を失い、仕事に復帰できるのかという不安を抱えるようになりました。そんな時に、憧れているダンサーがヒールを履いて踊っている動画を見た箕田さん。「こんな風に踊れたら女性としてかっこいいな」と思い、ヒールダンスの練習を始めたそうです。
「ヒールを履いて踊ると“いい女”になれた気がしました。こんなボロボロな体でも、そのままの自分でいいのだと、少し胸を張れたんです。そうして踊っていくうちに、心も元気になっていきました。ダンスコミュニティーを開こうと決めたのは、私と同じように悩む女性をヒールダンスで手助けしたいと思ったからなんです」と話す箕田さん。
■ ダンスの楽しさを伝えて身近な存在にしたい
“踊ることをもっと日常にしたい”という思いを持つ箕田さんは次のように語ってくれました。
「ダンスはうまく踊れるかどうかより楽しむことが大切であり、そうすることで心が元気になります。ダンスを通して自愛を育み、皆さんの日常をさらに豊かにすることが私の役目だと思っています」。
より多くの人にダンスの楽しさを伝えて、もっと身近な存在に感じてもらえるように、4月から2校目となる日南校を開校する『CLUB THE SEA HOUSE MIYAZAKI』。ダンスを通じて女性を元気にすることに情熱を注ぐ箕田さんの今後の活躍に期待です。