ハワイをイメージしたお店で ボリューム満点の弁当を提供

2023年10月05日掲載

河野 知江美さん

MAHALO

都城市

 河野知江美さんは、今年3月からハワイをテーマにした店舗で、手作りの弁当や総菜を提供しています。

 これまでは、電子部品の製造やカーテン作り、営業などさまざまな仕事に就いてきましたが、ある日、夫の後輩から「お店ができる場所があるから何か始めてみないか」と誘われたことをきっかけに、旦那さんと総菜と弁当のお店を始めました。

 「飲食系は全くやったことがなかったので、少し不安だったし、自分が食べ物を売ることにあまりピンと来ませんでした。ですが、昔から人と関わるのが好きだったのでお客さんと接するうちに楽しくなって…今では始めてみてよかったなと思っています」と河野さんは笑顔で話します。

 旦那さんが元レスリング選手だったことから、「食欲旺盛なスポーツ選手も満足させるメニューを作りたい」と、から揚げやチキン南蛮、ハンバーグなどメニューはどれもボリューム満点。

 「“腹が減っては戦ができぬ”といいますか・・・元気がない時こそ、おなかいっぱい食べて欲しいと思っています。ワンコインで満腹になれる、私たちのお弁当を食べて元気になってほしいと思いながら毎日腕を振るっています」。

「おいしかった」の言葉でやりがいを実感

 現在の仕事を始めて、以前よりも責任感を強く持つようになったという河野さん。自分が作った弁当をお客さんが口にするのは緊張するそうですが、「おいしかったよ」と言われた時はこれまでにないほどうれしくなり、この仕事へのやりがいを感じたといいます。

 河野さんは『MAHALO』をもっとたくさんの人に知ってもらいたいという思いを抱いており、今後さまざまなイベントに出店していきたいと考え中。新商品の開発にも日々力を注いでいるそうです。

 「まだ飲食業を始めて数カ月。分からないことがたくさんありますが、さまざまなことにチャレンジしていきたいです」と話す河野さん。試行錯誤を続けながら、これからも夫婦二人三脚で弁当を提供していきます。

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