「女性にがんばってほしい」 応援の気持ちを込めて施術

2022年10月06日掲載

　ブライダルエステサロン「ヴァン・ベール」でエステティシャンとして働く山脇さん。女性が抱える体や肌の悩み寄り添うために、毎日心を込めて施術をしています。

　ウエートレスとしてホテルで働いていた山脇さんに転機が訪れるのは２２歳の頃です。東京で訪れたサロンで、不思議なエステティシャンと出合ったことがきっかけでした。そのエステティシャンは、顧客の体に触ることで、体の状態を推測できたそう。その高い技術に感動し、女性の美容に関する仕事をしたいと決意したといいます。そして、横浜のエステサロンに転職。４年間の修行を経て宮崎に戻り、現在は「ヴァン・ベール」に勤務しています。

　念願のエステティシャンとして故郷で働く山脇さんは、次のように語ります。「ご来店されるお客さまを見ると、今の女性は昔に比べて疲れている方が多いように思えます。私は女性に元気で明るくがんばってほしいと願い、応援の気持ちも込めて施術をしています」。

持ち前の明るさで、お客さまの体と心をケア

　お客さまの体や肌の悩みを知るため、初めに必要なのがカウンセリングです。山脇さんは、まず軽い雑談から始めるといいます。何気ない会話から悩みの本質を引き出し、その後の施術を考えているのだそうです。

　「健康かつきれいな肉体を保つためには、心のケアも不可欠だと思います。お客さま一人一人に寄り添った、丁寧なカウンセリングを行うことで、お客さまの抱える悩みやストレスの解消をお手伝いしたいのです」と山脇さん。持ち前の明るい性格を生かして、お客さまのリクエストに応えています。

　また、山脇さんの努力は技術面だけにとどまりません。エステティシャンとしてお客さまからのあらゆる相談に乗れるよう、美容に関するトレンドをいち早くチェックしているといいます。さらに、資格取得にも力を注いでいて、時間を見つけては勉強をしているのだそうです。

　“働く女性が元気でがんばれるように手助けをしたい”。そんな山脇さんの熱い思いは、日々の施術に生きています。