やりたいことがある人の最強サポーター 日南市地域活性化の一翼を担う
2024年07月04日掲載
内田 真央さん
「ことろど」 CMO
福岡県柳川市出身の内田真央さんは、日南市の企業『ことろど』のCMOとして、さまざまな業務に取り組んでいます。
移住を決断したのは、大学4年生の頃。卒業を控え、東京や福岡の企業に就職する友人が多い中「人と違うことをしたい」と、他の可能性を模索しました。そんな中、〝まちづくり”に興味を持ち、縁あって訪れた日南での『ことろど』の田鹿倫基代表との出会いが転機となりました。移住当初は家族や知り合いもいない初めての場所に、ワクワクと同時に不安もあったそうですが、「楽しく仕事も生活も続けていられるのは、家族のように支えてくれる地域の人たちの温かさがあってのこと」と、内田さんは話します。
新しい事業にも次々トライ!
『ことろど』は、日南市からの委託業務、求人サイトの運営など、さまざまな地方活性化事業を行っています。入社3年目を迎える内田さんの仕事は多岐に渡り、複数の事業を同時進行しています。中でも内田さんにとって印象的な事業は、今年4月に営業再開した日南星倉簡易郵便局とその2階を使った宿泊施設『ポストハウス ツヅリ』の立ち上げです。良い空き物件を見つけ、日本郵政のさまざまな機関と調整を行うと同時に、宿泊施設のコンセプトや内装デザインをデザイナーと一緒に考え、自分たちの手も加えながら形にした思い入れのある事業です。現在は内田さんの手から離れましたが「簡易郵便局は、地域の人が用事がなくてもフラリと立ち寄っておしゃべりをするなど、地域に密着した場所になってほしい。宿泊施設は、市外の人が気軽に泊まれるだけでなく、地域の交流の場になるような新しい試みにもチャレンジしたい」と、その思いを語ります。
「これからは、自分も他の社員も働きやすく、居心地の良い会社になるよう注力したい。そして、〝やりたいことがある〟人の夢の実現をお手伝いする最強のサポーターであり続けたい」と内田さんは話します。大学時代の恩師がくれた「自分の決めた道を正解にしていく」という言葉を大切に、一緒に働く仲間や地域の人たちが、快適に楽しく、心地良いと感じる未来を切り開いていきます。