育児サポートを活用して 子育てと仕事の両立を実現
2024年10月03日掲載
黒木 恵美さん
矢野興業 総務部 課長
『矢野興業』の総務部に勤めて4年目になる黒木恵美さん。前職は建設会社の事務として働いていました。しかし、3人目を出産後、子ども中心の生活に切り替えたいという思いから、子育てと仕事の両立に悩んでいたといいます。そんな時、矢野興業独自の支援制度である“育児サポート制度”を知り転職を決意。現在は広報や人事、行事の運営など幅広い職務を任されています。
グループ会社統括の総務も担っている黒木さん。大変なことも多々ありますが、社員との交流や現状把握などを密に行い、提案した案によって職場環境が改善され、社員から感謝の言葉をもらった時は「やってよかった」と仕事のやりがいを感じるそうです。
「総務部は、現場と違い利益を生むわけではありませんが、社員が気持ちよく働けるような環境づくりや、行事が円滑に進むような運営など、“縁の下の力持ち”的な存在として会社を支えたいと思っています」と黒木さんは話します。
女性も働きやすい職場環境づくりに注力
男性の職場というイメージが強い土木建設業ですが、深刻な人手不足と高齢化が問題となっている今、年齢性別関係無く有能な人材を集めて育てていきたいという同社。育児サポート制度以外にも、2年ほど前から“建設ディレクター”という新たな職域を設けるなど、女性も活躍できる職場づくりに注力しています。
採用の仕事も担っている黒木さんは、企業説明会にも積極的に参加。女性の選択肢を広げられるようにと、自分と同じような育児と仕事を両立したい人や、土木建設業で働きたい人へ同社の魅力を伝えています。
「私自身“育児サポート制度”を利用しています。実際に制度の恩恵を受けている人のリアルな声も伝えつつ、“土木建設業=女性や若い人が少ない”というイメージの壁を壊していきたいですね」と話す黒木さん。女性はもちろん、若い人にもどんどん足を踏み入れてもらいたいという思いを胸に抱きながら、これからも土木建設業の魅力発信と、働きやすい環境づくりに尽力していきます。