4人の子育てに奮闘しながら、地域に愛される店を目指す
2024年11月07日掲載
柳 絵里さん
「cafe JAM」 店長
都城市に今年4月にオープンした『cafe JAM(カフェジャム)』の店長・柳絵里さん。内装業を営む夫の会社が販売する壁紙を店内に展示し、子どもやペットなどの写真を壁紙にするオリジナル壁紙やアートパネルなどを知ってもらいたいとの思いから、誰でも気軽に立ち寄れるカフェをオープン。広々としたオシャレな店内には、センスが光る内装が施されています。店内ではフォトパネルをつくるワークショップなどを開催することもあるそうです。
お店で味わえるのは、厳選したコーヒー豆を使い、気温や湿度に合わせて丁寧にいれたコーヒーやカフェラテ、オーガニック紅茶などのドリンクメニューをはじめ、店内で揚げているもっちりふわふわ食感のドーナッツやサンドイッチなどの軽食です。キッズメニューもあり、幅広い層のお客さまに喜ばれています。
カフェをオープンするにあたり、育児に専念していた柳さんが一念発起。開店準備やフードメニューの開発などを行いました。準備期間からオープン当初は、まだ0歳だった末娘をおんぶして店頭に立つこともあったそうです。両親や兄が飲食店を経営しており、そのスタッフとして勤務していた経験も店づくりに生かされています。「お客さまにどんなものが喜んでもらえるか」を常に考え、ニーズに寄り添うサービスを提供できるよう努力を重ねています。
カフェ経営も育児も楽しみながら両立
「プライベートでは、4人の子育てに奮闘する日々。冷蔵庫に1週間分の食材をそろえ、すぐに調理できるようにするなど、時間のやりくりや家事を工夫して仕事との両立を図っています。今では、小学6年生の長男がカフェの経営にも興味津々で『今日はたくさんお客さんきた? 売上はどうだった?』と、毎日聞いてくれ、家族の理解やサポートにも支えられています」と話します。
柳さんが描く理想は「長く愛される店」。まだまだたくさんのお客さまに来てもらいたいと話します。だれもが居心地良く、長く通ってくれるような地域の人たちに愛される店になるよう奮闘の日々は続きます。