日向市のお倉ケ浜総合公園周辺で17日、何らかの物体が海面へ落下したという目撃情報が相次いだ。日向署によると、複数の住民が「青色っぽい物が飛んでいった」などと話したという。
同署に通報があったのは同日午後5時10分ごろ。「青色っぽい物が西から東に落ちていった」という内容だった。
同署員などが現地で聞き込みを行ったところ、サーファーらが「松林の上を何かが飛んでいくのを見た」「ドンという音を聞いた」などと証言したという。
落下物やそれによる被害は確認できなかったことから同署は同7時ごろ、捜査を打ち切った。
同公園野球場では、練習していた日向工業高ソフトボール部の選手数人が、発光しながら海へ落下する物体を目撃した。
平本修監督(59)は「見えた時間は1秒間ぐらい。落下しながら青色や白色に変わる様子が見えた」と驚いた様子。物体が見えなくなって約5分後に「ドン」と激しい振動を感じたという。