見頃を迎えたえびの高原の紅葉
えびの市のえびの高原(1200メートル)で、紅葉が見頃を迎えている。同高原の池巡りコース内にある六観音御池展望台では28日、カエデやシロモジなど赤や黄色に色づいた木々を一目見ようと、多くのアマチュアカメラマンや行楽客が訪れる姿が見られた。
えびのエコミュージアムセンターによると、例年より1週間ほど紅葉が早く、11月上旬ごろまでが見頃だが、少雨の影響か落葉も早い様子。
同コースは昨年10月に霧島連山・硫黄山(1310メートル)に火口周辺警報が発表されたことを受け、一時立ち入りが規制されていた。規制が紅葉シーズンに重なっていたこともあり、2年ぶりの紅葉を楽しもうと、同センターへの問い合わせも多いという。
友人らと同展望台を訪れていた、栃木県那須塩原市の村永峰男さん(67)は「池の緑色と空の青色に、木々の紅葉が映えてとても美しい」と話していた。