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武田翔太投手、中学生と試合で交流 速球に観客どよめき

2017年1月23日掲載

宮崎市内の中学校野球部員との試合を楽しむ福岡ソフトバンクホークスの武田翔太投手(右)

 プロ野球の福岡ソフトバンクホークスで活躍する武田翔太投手(23)=宮崎市出身=と松本裕樹投手(20)、高橋純平投手(19)を招いたイベント「takeshosVS中学生 ガチンコ野球対決」は22日、同市生目の杜運動公園であった。3選手が市内の中学6校の野球部員と試合を行い、交流を深めた。

 プロ選手との触れ合いを通して野球の楽しさを体験してもらおうと、武田投手らが企画した。武田投手の母校である住吉中をはじめ生目台、宮崎、日向学院、東大宮、宮崎日大中の野球部員が、武田投手の地元の友人らによるチーム「takeshos」と対戦。各校のチームごとに三回までの短い試合を計6試合行った。

 会場には部員の保護者やファンら約100人の観客が駆け付け、白熱した戦いを見守った。住吉中との対戦では三回表で武田投手がマウンドに立ち、2打席連続で三振を奪い、時速140キロを超える速球も見せ、観客からどよめきが起こった。試合は同回裏で「takeshos」が同校から1点を奪い、1-0で勝利した。

 武田投手は試合を振り返り「みんなレベルが高く、しっかりと投げるようにした」と中学生たちの技術を称賛。同校2年の河野弘希(こうき)さん(14)は「(打席に入り)武田投手が投げる前からプレッシャーがかかった。プロ選手と戦えてうれしかった」と笑顔で話していた。