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新型コロナミニ知識

市販薬、選び方にこつ

2022-07-27
 新型コロナウイルスの感染者急増で医療機関が混雑し、症状があってもなかなか診療が受けられない事例も出ている。症状が軽く重症化リスクも低い人は、市販薬でしのぐ場面もありそう。そこで市販薬を使う際のこつや注意事項を感染症専門医の岸田直樹・北海道科学大客員教授に聞いた。

 「基本的には風邪のときと使い方は同じ」と話す岸田医師は「できれば総合感冒薬でなく、自分がつらく感じる症状の上位二つほどに対応する成分に注目し薬を選ぶとよい」とアドバイスする。

 例えば発熱や喉の痛みにはアセトアミノフェンなど、せきにはデキストロメトルファンなどの成分が対応する。購入時に薬剤師らに相談しよう。含有成分でアレルギーを起こしたことがないかも確認したい。使用時に用法用量を守るのは基本だ。

 一方で高齢や持病のある人、自宅療養中に症状が悪化した人は受診が必要だ。「呼吸が苦しい、胸が痛いなどの症状は肺炎の可能性もある。受診を急いで」という。

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