2020-05-14
新型コロナウイルスの感染が拡大していても、健康維持には適度な運動が不可欠。スポーツ庁は屋外で安全に運動するためのポイントをホームページに公開している。
体調が良いことを確認し、運動の前後には手洗いを。密集、密接などの「3密」環境は屋外にもあるので、混んでいる場所や時間帯は避けよう。
ウイルスを含んだ飛沫(ひまつ)を吸い込むリスクを減らすため、同庁はジョギングなどの際に人との距離をなるべく空けるよう推奨。ウオーキングは約5メートル、ジョギングでは約10メートルの間隔を勧める海外の研究もあると紹介した。
人が多い場所を通過する時は、マスクや布で口や鼻を覆おう。ただマスクをしていると、運動で体にかかる負担は大きくなる。普段よりペースを落として調整することが大事だ。最近は気温が上がってきたため、熱中症への注意も必要とされる。水分と休憩を小まめに取り、体を涼しく保つように工夫したい。